>>525
言語の成り立ちはそうかもしれない
しかし>>523の例のように、漢文のほうがかえって細やかで繊細な表現ができる場合もある
>>523の例は>>518のような経緯で出たものであり、ことさら漢文に有利なものを探して挙げた例ではないわけで、同様な例は無数に転がっているといっていい

要するに、>>525の用語を使っていうならば、日本が「辭」を使って細やかで繊細な表現をする部分を、
「辭」をもたない漢文では、「詞」を発達させることで、細やかで繊細な表現をしていったわけだ。
もともと漢文は政治的言語だったかもしれないが、その後漢詩が生まれ、文学、芸術が生まれ、そうした表現ができる言語となっている。

その後、倭の奴国や邪馬台国が金印という形で漢文を知り、大和朝廷の時代になり、漢字で記紀を編纂するようになり、
漢文の細やかで繊細な表現を日本語に借用した結果が、>>523の例なわけだ。