CMが日本人蔑視と物議を醸していたドイツのホームセンター、ホルンバッハが4月15日、問題の
CMについてドイツ国内のテレビ放映を取りやめ、公式YoutubeチャンネルのリストとFacebookから削除した。

このCMは、アジア系の女性がドイツ人男性の使用済み下着の匂いを
嗅ぐ姿が描かれており、制作した広告会社は「日本の文化をもとにした」などと主張していた。

ホルンバッハ社がCMを掲載したFacebookの投稿には、同社が主張する通り、確かに肯定的な意見が多くあった。

それはほとんどがドイツ語で書かれており、ネット上ではきわどいブラックジョークをCM展開してきた同社の流れに
乗り「面白かった」「この程度は差別じゃない」「くそ笑った」という反応がつづられていた。

ただその中でも、日本語の投稿では「差別だと騒ぐレベルではない」「日本女の尻と頭が軽いのは全世界で
共通認識だから仕方ない」という嘲笑の声もあり、差別や蔑視に対する欧米とアジア、そしてアジア間での
温度差が浮き彫りになった。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190418-00010005-huffpost-soci