和語数詞にあつてはヒト、フタ、ミ、ヨと連なるものなり
ヒを一と爲しトを人と爲すが如きは恣意に過ぐ
かやうなる業、語幹を扱ふにあらずして單に語感を弄すものなり
一事が萬事此の体にて、到底國語を探る態度には非ず