日本の神話や歴史を整理するとこうなる。↓

【九州時代】
1.日向の国(現在の九州宮崎)に皇祖神天照大御神の孫にして初代天皇の曽祖父(ニニギノミコト)が降臨(=天孫降臨)
2.日向三代(ニニギノミコト、ホオリノミコト、ウガヤフキアエズノミコト)が日向の地を治める。
3.四代目に当たるカムヤマトイハレヒコノミコト(神武天皇)が大和(=奈良)を征服をし、大和朝廷を作る。(=神武東征)

【近畿時代】
4.古墳時代、飛鳥時代、奈良時代、平安時代、鎌倉時代、室町時代、江戸時代などを含む、
  日本の悠久の歴史上、ほぼすべての期間において近畿のみが都であり続けた(大阪も都の経験あり)。
   ※ただし、斉明天皇の時代一時期、福岡に遷都したことあり。

【関東時代】
5.薩長土肥(=九州人+そのご近所さん)が、江戸幕府を討伐、江戸を廃し、東京を創り出す。
   ※江戸幕府討伐後、政治の中心地が京都に戻り、人口が半分以下に凋落していたが、
    都にして頂いたお陰で、元以上の繁栄を極めた。

ま、日本は九州人が作って、近畿人が育てた国ってことだな。
東京も近代日本も、結局は西日本人が作ったわけだな。
東京vs大阪か・・・。単純に経済や、人口面だけを比べれば、
九州人(+そのご近所さん)により都として定めて頂いたお陰様で、
東京が有利だが、そもそも、畿内と関東、もっと言えば、西日本と東日本では、
長年積み重ねた歴史の重みが全く違う。

近代日本を作ったのはだれか?薩長土肥(=九州人+そのご近所さん)である。
それと同時に、東京を作ったのはだれか?薩長土肥(=九州人+そのご近所さん)である。
それ以前に、そもそも最初に日本を作ったのはだれか?神武天皇とその仲間たち(=九州人)である。
では、それはどこに作ったのか?近畿である。
ひらがな作ったのも、カタカナ作ったのも、すべて近畿人。
東京弁を含む、日本のあらゆる方言も、近畿方言の訛りであることは、
方言学においてもよく言われるところである。(=方言周圏論)

関東は、第十二代景行天皇による九州征伐により、西日本全土が平定された(=日本になった)後に、
ようやく、大和朝廷による討伐をうけ、文明化され、やっと日本に加えて頂いた、
いわば新参者である。こうしてみると、現在の経済規模や人口などはともかく、
歴史の重みにおいては、関東(ひいては東日本)はやはり見劣りすると言わざるを得ない。

そのことは関東人自身もどこか自覚をしているところがあり、
意識的、無意識的に、どこかで劣等感を抱いているのであろう。

【結論】:
 ・歴史の重みは西日本に対し、関東の惨敗。
 ・近代的尺度(人口、経済規模)においては関東が勝るが、それは西日本人によりもたらされたもの。

 以上により、大阪>東京であることが示されたといえる。