大阪の左歩きを大半が大阪万博を出しますが、実はそれ以前から左歩きがありました。明確なルーツになったのは阪急梅田のエスカレーターです。
当時としては異常に長いエスカレーターで立っていれば1分近くかかります。しかし歩けば15秒ほどで通過できるので電車に乗れる、乗れないの差が出ます。
それで多くの人がエスカレーターを歩き出したのです。関東のように2〜5分間隔ではなく15〜20分の間隔なので1本の乗り過ごしが大きく朝は当然、
晩も電車の発車前はほとんどの人が歩きました。その中で歩かない人が右によけて歩く人を邪魔させないようにしたのがルーツとなっています。
左歩き啓発の表示も何も無く自然発生的にできたものです。その直後に大阪万博があったので、動く歩道において実態に合わせて左側歩行を掲示しました。
したがって掲示を始めたのは大阪万博ですが、左歩きの発祥はそれ以前からありました。