京都=閉鎖的な町は勘違い? 京都移住計画代表が語る「京都の暮らしやすさ」とは
http://piq.life/hash_fukuoka/article/1138 
http://hash.city.fukuoka.lg.jp/news/archives/37

東京に住んでいる若者の中で“脱東京志向”が高まりを見せているのかもしれません。
NTTアドが、20 〜40 代の東京で働くビジネスパーソンを対象にした調査によると、約30 %が「脱東京志向」であることがわかったといいます。
そうした中、全国各都市で官民一体の移住受け入れ策が進められています。

京都市を拠点としている「京都移住計画」は平成23 (2011 )年に京都府長岡京市出身の田村篤史さんにより立ち上げられました。
福岡市をはじめ出雲市、札幌市など全国規模の取り組みになっている「移住計画」ですが、同プロジェクトの始まりは京都から。
今回は、大学時代まで京都で過ごし、卒業後は東京で就職、その後自らが京都に戻るために「京都移住計画」を立ち上げたという田村さんにお話を伺いしました。

――なぜ京都に戻ろうと思ったのですか。

田村 そもそも、東京で就職することになったときも「5年で京都に戻る」と決めていたんです。
東京では、一緒に上京した大学時代の友人らとシェアハウス暮らしをしていたんですが、彼らと自分たちのキャリアについて考える際、「いつまで東京で働くの?」というような話をしていました。
そこにいた何人かは関西などの地元に帰りたいという意識が強くって(苦笑)。
で、京都出身の友人と一緒になって、仕事先や居住先など京都に関する情報を集めるようになり、上京4年目(平成22年)の5月に「京都移住計画」を立ち上げ、私自身も、翌年3月に京都に戻ることになりました。