沖縄随一の「都市型劇場」に 那覇市の新市民会館案 共用空間に「御庭」「路地」
2017年3月6日

【那覇】久茂地小学校跡地に建設予定の那覇市民会館(新文化芸術発信拠点施設)の
基本設計案がほぼまとまり、市は3日、テンブスホールで開いたシンポジウムで概要を説明した。
中心市街地に立地する特性を生かし、人々の回遊によるにぎわいを
地域にもたらすことなどをコンセプトに盛り込み、県内随一の「都市型公共劇場」を目指す。
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同案を手掛ける「香山・久米・根路銘設計共同体」の設計者が説明した。基本設計案によると、
大ホールの客席は1601席で1階部分に977、2階部分に208、3階に416席を予定。
舞台機構ではオーケストラピットなども整備する。

小ホールは306席で1階270、2階に36席を計画するほか、大小の練習室も整備する。
建物の敷地は9220・35平方メートルで階数は地上6階、地下1階。

市は3月中に基本設計をまとめ、17年度に実施設計の策定、18年度に工事着工、21年度の供用開始を目指す。
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/87194