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福岡市4百貨店のうち3百貨店が増収〜インバウンド消費が明暗を分ける

1m2当たりの売上高は鹿児島の山形屋がトップ

http://www.data-max.co.jp/280830_ks_02/
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百貨店がどれだけの競争力を持っているのか、売上高を比較するだけではわからない。

小売りの業績の目安となる指標が、1m2あたりの売上高である。

日経MJの調査には、店舗別の売上高と店舗面積は載っているが、1m2あたり売上高の記載はない。

そこで日経MJのデータをもとに、九州地区百貨店の1m2あたり売上高を算出した。

その順位をまとめたのが下記の表だ

1m2あたり売上高で全国一は、伊勢丹新宿本店の387万円である。

九州の百貨店で1m2あたり売上高のトップは、鹿児島の山形屋の147万円。

2位は岩田屋本店の146万円で、インバウンドの追い風を受けて激しく追い上げた。

3位が博多大丸の128万円。

老舗百貨店である熊本の鶴屋百貨店は80万円、大分のトキハ本店は73万円、北九州の井筒屋本店は69万円と、全国平均を下回り苦戦した。