誤解を与える書き方だったから、再度まとめて書いてみる。

8000年前の土器時代を迎えるまでの沖縄や南西諸島の連続性のない単発の
旧石器遺跡は台湾方面からの漂流者のものだろう。

ナイフ形石器が無いからである。

イカダや丸太で漂流して流れ着いたのではないか。

漂流者は一人だから子孫が残せず、どれも単発の遺構で終わってしまっている。

しかし8000年前に沖縄に九州縄文土器が登場した以降の遺跡は九州方面からの
渡来人の縄文土器遺構と考えられる。

日本に丸木舟が登場したのが1万〜9000年くらい前だから、8000年前に九州のいずこから
丸木舟で沖縄に渡来して九州縄文土器を遺したと考えられる。

それ以降、九州方面からの渡来が幾度もあり、いつしか沖縄や南西諸島は縄文人たちが
定着する地域になり、今に至っていると思われる。