スゲェー!
北九州空港〜タイ・バンコク定期便早よ
タイ映画・ドラマのロケ誘致、北九州好調 今年は既に4本、大ヒット作も 「観光客増につなげたい」
http://qbiz.jp/article/135838/1/
北九州市でタイの映画やテレビドラマのロケ誘致が好調だ。これまで11本を誘致し、うち4本は今年に入って
から撮影された。中には現在タイで大ヒット中の映画やミュージックビデオもあり、北九州市内のロケ地を巡る
ツアーが企画されるなど、観光客誘致にも追い風が吹いている。同市などでつくる北九州フィルム・コミッション
(KFC)は1989年以降、約260本の映画やドラマロケを誘致してきた。外国人観光客の取り込みも図ろうと、
2015年から海外作品の誘致を本格化。福岡空港と直行便があり、個人旅行客が多いタイを主要ターゲットに
した。 タイ作品11本中、9本が15年以降の誘致。このうち映画1本、テレビドラマ2本、ミュージックビデオ1本
が今年1〜5月に撮影された。特に人気女優ヤヤーさんが主演し、1月に撮影された映画「Brother of The
 Year」は5月の公開開始から5日間で200万人を動員。タイでは18年の興行成績1位が期待されている。
タイで一緒に暮らす兄と妹の物語で、妹が結婚を機に北九州に移り住む。若戸大橋や小倉城をバックに主人公
の女性が自転車に乗るシーンも登場。「北九州」という言葉も出てくる。
 なぜ北九州市がロケ地として人気なのか−。誘致に携わる上田秀栄KFC事務局次長によると、小倉繁華街や
平尾台など都市と自然が共に撮影できることが支持されているという。「関係者の間では『北九州市にはイメージ
している日本のすべてがある』と評判になっている」。KFCは撮影に使う民家との交渉に当たったり、道路使用
許可を得るための調整をしたりとサポートを惜しまない。監督から「タイで撮影するよりスムーズだ」と評価された
こともあったという。1月に市内で撮影されたテレビドラマに主演した人気歌手カチャさんは4月、ミュージック
ビデオの撮影で再訪した。カチャさんは無料通信アプリでファンに「北九州は最高。だから2回も行った」と発信。
門司港レトロ地区やJR折尾駅周辺で撮影したビデオは再生回数が100万回を超え話題を集めた。ファンから
は「北九州に行きたい」と声が上がり、タイのレコード会社が9月にロケ地を回るツアーを予定している。
上田さんは「タイで北九州の映像が多く流れている今がチャンス。ツアーを成功させ、さらなる観光客誘致につなげたい」と話している。