ロアッソの低迷は、監督・選手の責任ではない。
支え切れなかった県民の責任。
県民総参加のムードにならないとプロスポーツの浮揚はない。
でも仕方のない部分もある。

スタジアムが辺鄙すぎる。多くの県民にとって、シラけてしまう立地にある。
スタジアムにアクセスできる層は限られてるという指摘が根強くあったが、
県は抜本策を取らなかった。

プロスポーツは、その都市の人口重心地区に拠点を置く必要がある。
もしそうなっていなければ、アクセス面で格別の工夫が必要。見通しが甘すぎる。

鹿児島ユナイテッドFCの躍進は予想されたもの。ロアッソとは如実にアクセス面の差が出た。
プロスポーツは、動員力が命綱。
これなくして、クラブは持続できない。すなわちソフト面とハード面から
地元民が、自然と足が向くような立地とアクセスが全てなのだ。

抜本的なアクセスの改善策なくして、クラブの浮揚は二度と訪れないと断言する。