歴史と文化のレベルはどちらも高いけれど方向性は真逆に感じる。
金沢は前田利益で広く知られるように全てに於いて豪華でそれこそ金の文化、一方の岡山は備前焼に見られるようにとにかく究極の侘び寂びを追求した銀の文化。長船刀にしても華美な装飾はなくひたすら錬金に注力した質実剛健な名刀。
ただ日本三名園の兼六園は5代の綱紀の別邸が元となっているため金沢を代表する文化財としては質素。