日本ビルサーチシステム(東京)は3日、中四国支社(広島市)管内のオフィスビル空室率を発表した。

調査対象の中国地方7都市について、岡山市の空室率が統計データがある92年以来最悪の22%となった。

広島市6%、福山市11%、山口市14%、下関市13%、松江市18%、米子市12%であった。

岡山市は中心部オフィスの老朽化による事業所流出が相次いだが、新規オフィスビルの建築計画もなく、受け皿もない状態だ。

大手ディベロッパーの三井不動産コンストラクチャによると
「岡山市が関西圏に近いことから、岡山を管轄するオフィスが阪神エリアに移転する傾向がt強い。
また、四国の人口流出が加速しているために四国へのアクセスポイントというかつての利点が評価されなくなっている。
広島市は都市単体の集客力が強く、広島駅前に形成されてきた40階〜52階の高層ビル群の需要が好調で、オフィス供給過剰も懸念されたこともあったが、新規テナントはいずれも満室となった」
と分析する。


以上は20170103東洋経済オンラインから

ちなみに現在2018現在広島の空室率は2.9%