沖縄科技大、東大押しのけ日本一 質の高い論文の割合で

生物や物理など自然科学の論文のうち、著名な学術誌に載った質の高い論文の
割合が高い研究機関のランキングで、沖縄科学技術大学院大(OIST)が
世界10位で日本トップになった。

論文数だけなら規模が大きい東京大や京都大が多かったが、割合で上位に食い込んだ。

英科学誌ネイチャーなどを出版する学術大手シュプリンガー・ネイチャーが
2018年に発表された論文からまとめ、20日に発表する。

評価が高い82の学術誌に掲載された約6万本について、
著者の所属ごとに研究機関の貢献度を数値化した。

質の高い論文の割合を求めるため、その貢献度を年間の論文数で割った値で比べると、
OISTが世界10位で、東大40位、京大59位、名古屋大93位、大阪大99位を圧倒した。

OISTは5年一貫制の大学院だけをもつ大学院大学で、12年に開学した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190620-00000007-asahi-soci