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西部ガス、小型LNG火力検討 北九州に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39756000Y9A100C1LX0000/
西部ガスは、北九州市に液化天然ガス(LNG)を使う小型火力発電所の新設を検討する。
投資額は数十億円に上る見通しで、数年後の稼働をめざす。事業化すれば、初の火力発電事業となる。
西部ガスは電力小売りに乗り出しており、発電した電気は契約先の一般家庭などに供給する。
西部ガスグループが運営する北九州市若松区のLNG受け入れ基地「ひびきLNG基地」の敷地内外を
建設候補地として検討し、基地のLNGを燃料として使う。最大出力は1万5000キロワット規模に上る
。西部ガスは、ひびきLNG基地の付近に最大出力168万キロワット規模の大型火力発電所の建設も
検討している。ただ売電先の確保などが難航しており、運転開始時期が見通せていない状況だ。
西部ガスはロシアのガス生産・販売大手、ノバテクと覚書(MOU)を締結しており、
ひびきLNG基地を利用することでノバテクが手がけるアジア太平洋地域へのLNG輸送で協力できないか検討する。