またまた新たな事業が開始されますね!
シャトルエリアに科学館 北九州市 SW跡地、予算案計上
https://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/489548/
 2017年末に閉園した北九州市のスペースワールド(SW、八幡東区)跡地の活用が動きだした。
市は25日、老朽化した児童文化科学館(同区)を、スペースシャトルの実物大模型があったエリアに
移転する計画づくりの経費を計上した18年度一般会計補正予算案を発表。21年中に大型複合施設を
開業予定のイオンモールと連携し、ロボットや宇宙などをテーマに全世代を対象とした新科学館の開設
を目指す。市は、内装や展示物などの基本設計に必要な約6870万円を盛り込んだ予算案を、
3月4日開会の市議会3月定例会に提案する。SW跡地を巡っては、土地を所有する新日鉄住金と
イオンモールが昨年2月、土地賃貸借の仮契約を締結。現在、遊具の撤去が進んでおり、完了すれば
正式契約を結ぶ見通しだ。イオンモールは施設のコンセプトとして「買い物、娯楽、文化、食を融合
させる」とする。市によると、イオンモールが建設した施設内に、30年間の借家契約を結んで入居
する方向で調整中。移転場所はJRスペースワールド駅に近いシャトルがあったエリアが最有力で、
市は「イオンの来客を取り込める」との利点を挙げる。「技術系人材の育成」「北九州の技術発信」など
をコンセプトに、地元の産学とも連携して科学の面白さを体感できる展示を目指す。プラネタリウムも
設置し、市青少年課は「夜には大人が楽しめるような中身にする」と説明する。新科学館はイオンとの
同時開館は難しい見通しだが、大幅に遅れないようにする方針。周辺には、恐竜の化石などで知られる「
いのちのたび博物館」などがあり、周遊チケットの創設など連携策も模索する。現在の児童文化科学館
の来館者は年間10万人ほどだが、新館ではその5倍以上を目標に据える。市は補正予算案とともに
25日、4〜6月を対象とする総額1868億円の19年度一般会計暫定予算案を発表。1月に市長選
があったため、本格的な予算案は6月定例会への提案となる。
=2019/02/25付 西日本新聞夕刊=
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