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北九州 スペースワールド跡地に科学館移転へ 複合商業施設内に開館
https://mainichi.jp/articles/20190225/k00/00m/040/091000c
北九州市は25日、一昨年末に閉園したスペースワールド跡地(八幡東区)にイオンモール(千葉市)
が2021年中の開業を予定している複合商業施設内に、老朽化している市立児童文化科学館(八幡東区)
を移転させる方針を発表した。イオンモールは複合商業施設の具体的な概要を公表しておらず、入居
する施設の一部が初めて明らかになった。市は設計費などの関連費6870万円を2018年度一般会計
補正予算案に盛り込み、3月4日開会予定の市議会定例会に提案する。開館は22年以降になる見通し
。現在の科学館はプラネタリウムを中心とした体験型施設で、1960年6月開館。東に約3キロ離れた
スペースワールド跡地はJRスペースワールド駅にも隣接しアクセスも良くなる。新科学館にも
プラネタリウムを整備するほか、スペースワールドで展示されていた「月の石」やスペースシャトルの
エンジン模型などを展示する予定。市は近接するいのちのたび博物館や環境ミュージアムとの
共通入場券発行を検討しており、博物館群として回遊性を高めたい考え。商業施設との相乗効果で
観光客や修学旅行生の誘致も図る。具体的な規模や入居料は今後、イオンモールと協議しながら
決めていく。【木村敦彦】