北橋氏、与党3会派と政策協定 北九州空港の滑走路延伸など
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来年1月(13日告示、27日投開票)の北九州市長選を巡り、4選を目指し立候補を表明している
現職の北橋健治氏(65)を支えてきた市議会の与党3会派(自民、公明、ハートフル北九州)は12日
、北橋氏の選挙公約に会派の政策要望を反映させるため、北橋氏と政策協定を締結した。これにより、
3会派による北橋氏推薦が正式に決まり、今後は選挙支援の準備に移る。この日、北橋氏は3会派の
代表らと書面を交わす締結式を議会棟で行った。北橋氏は来週までに、3会派の要望を反映した
選挙公約を公表する予定だ。政策要望として、3会派で共通するのは(1)北九州空港の滑走路を
3千メートルへ延伸(2)子ども医療費支給制度の拡充検討(3)洋上風力発電の総合拠点化推進
(4)タブレット端末導入などによる学校現場の情報通信技術(ICT)の整備−など。
下関北九州道路の早期実現(自民、公明)や商業施設撤退後の対策(自民)、国連のSDGs(
持続可能な開発目標)の推進(公明、ハートフル)なども提案された。人口減対策を重視する自民党
市議団の片山尹(おさむ)団長は「(転入・転出の増減を示す)社会動態の減少を次の任期中に食い
止めてほしい」と強調。北橋氏は締結式後、記者団に「3会派の重要政策は(自分の考えと)一致して
いる。当選し、実行に移したい」と話した。=2018/12/13付 西日本新聞朝刊=