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北九州市水ビジネス協、カンボジアで事業受注 会員企業JV、約30億円で上水道・運営一括
http://qbiz.jp/article/150643/1/
 北九州市は20日、市海外水ビジネス推進協議会の会員企業でつくる共同企業体(JV)が、
カンボジア中部の都市コンポントム市で、取水から浄水、配水までの上水道事業に加え、完成後5年間
の給水事業の運営まで一括受注したと発表した。施設整備費は約30億円。運営までの受注は日本で
初めてとしている。同協議会は2010年8月に発足した官民連携組織で、市内外約150社や市
上下水道局などがメンバー。市によると、今回は政府開発援助(ODA)の案件で、今月11日に正式
な契約を結んだという。コンポントム市の上水道の普及率は人口の41%にとどまる。今回、取水設備
や浄水場を新設し、約150キロの配水管を付設することなどで、普及率は24年までに80%に引き
上がる見込み。JVはジオクラフト(小倉北区)など地元や市外の企業で組織。16年にはカンボジア
政府、北九州市、同協議会の3者で水道事業の連携について覚書を交わしていた。