児童買春容疑 県職員を懲戒免職

女子高校生に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、先月児童買春の疑いで警察に逮捕された52歳の県の職員が、29日付けで懲戒免職となりました。

懲戒免職の処分を受けたのは、県北広域本部農林水産部水産課の松岡貴浩参事(52歳)です。

県によりますと、松岡参事は、去年2月熊本市北区の駐車場に止めた自家用車の車内で当時16歳の女子高校生に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、先月児童買春の疑いで警察に逮捕されました。

県の調査に対して、松岡参事は事実を認め「社会的な信頼を損ない、言葉に尽くせないほど反省している」と話しているということです。

このほか県は29日、55歳の課長級の男性職員が平成7年4月からことし1月までおよそ24年間であわせて350万円あまりの住居手当を県から過大に受給していたと発表しました。

この職員は「故意ではなかったが深く反省している」と話し、すでに全額を返還したということですが、県は29日付けで減給10分の1、4か月の懲戒処分にしました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20190329/5000004836.html