産交バス、熊本市6系統廃止へ 運転手不足が深刻化
4/6(土) 12:06配信

産交バス(熊本市)は、10月1日から熊本市西区沖新町など同市西南地区を通るバス路線のうち、利用客の少ない6系統を廃止する。
運転手不足が深刻化していることが主因。3月末に熊本運輸支局に届け出て、住民説明会を始めた。

 同社では熊本地震以降、人手不足が深刻化。西南地区の路線を運行する熊本営業所の乗務員定員25人に対し在籍者は16人。
これまで休日出勤などで対応してきたが、乗務員の労働環境を考えると継続は難しいとみて廃止を決めたという。

 廃止対象は
(1)熊本交通センター−西高入口−沖新−乙畠口
(2)熊本交通センター−西高校前−沖新−乙畠口
(3)水道町−アクアドームくまもと−甲畠口−海路口
(4)水道町−白藤町−川尻駅前(旧道)−川口二丁目
(5)小島産交−並建−薄場町−交通センター
(6)水道町−白藤町−会富−小島産交。

 一方、水道町から白藤町を経由してJA飽田支所までの路線(12・0キロ)を新設する。
 今回の廃止に伴い、公共交通機関がなくなる区間については、熊本市が乗り合いタクシーの運行を検討する。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190406-00000003-kumanichi-l43