2年前のブログでは、一応は「政令指定都市」であり「日本海側最大の都市」である新潟市の中心部が、恐ろしいほど寂れているということを書きました。

今回、中心部にあるホテルで同窓会が開かれたので、早めに街へ行って歩きました。古町という新潟市で一番の繁華街(だった?)通りです。

白山神社側、つまり通りの一番端っこから歩き出しました。

正直言って、恐ろしいほど人がおらず、寂れてました。ウランバートルと比較するまでもありません。

通りはご覧の通り、ほとんど人は歩いておらず、車も通りません。
http://s01.geekpic.net/di-UMN8QC.jpeg

違う方向で撮影しても、ご覧のありさまです。
http://s01.geekpic.net/di-NT8Y1P.jpeg

いくらなんでも、ほとんど人っ子一人いないのはいかがなもんでしょうか?8月11日午後4時半頃です。

うーん、人口1万人にも満たないフブスグル県のムルンでも、ここよりは人通りはあったなと思います。(泣)

今までは「正月だから、店は休んでいる」とか「平日昼間はこんなもんだ」とか聞いていましたが、今回は帰省シーズン真っただ中です。

私も学生時代のことを覚えていますが、8月に帰省してこの界隈を歩いていると、同じように帰ってきた友達によく合ったものです。

少なくとも、8月中旬は街がガラガラという記憶はありません。

翌日、今度は郊外で友人らと飲むことになりました。小針(こばり)という新潟市の西側にある住宅地です。新潟でも人気ある住宅地と言えるでしょう。

私はその小針にある幼稚園出身ですので、数10年ぶりにその幼稚園の門まで行ってみました。

懐かしいというほどの強い記憶はないのですが、なんとなくそんな時代があったんだなと感じました。

この幼稚園は小針十字路と呼ばれる小針の中心地にあり、その十字路近辺は「小針銀座」と呼ばれていたほど、賑やかな郊外の中心地でした。ですが、そこもまたびっくり!

交差点の4つの角のうち、2つが空き地&駐車場。その一つ隣のブロックも空き地。更にその先も大きな空き地。絶句です。

更に国道に面して大きな看板があり「24時間ビデオ」とあったので、最近はどんなビデオが人気なんだろうと近づくと・・・

数十台は置ける大きな駐車場付きの建物は、ゴースト館のように空っぽです。数か月前に閉めた、という感じではなく、結構な時間放置されっぱなしという感じでした。

歩いている最中も、驚くほど人はおらず、これはもしかして佐渡の田舎の実家ちかくよりも人がいないんじゃないかと思ったほどです。

都心部ばかりか、郊外までこんなになっているとは・・・

私の子供のころ「ライバルは仙台だ」とか「金沢には絶対に負けない!」と政治家たち(?)が言っていましたが、その両都市とは今では比べ物になりません。文化よりも産業を選んだつけが、数十年後に来ているんだと思いました。

昔、宮崎市長が言ってましたが「どげんかせんにゃならん!」とは、新潟市にもあてはまることだと思います。

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