>新潟県から友人と訪れたスイス出身の英語教師コラリさん(27)は着物姿で金沢城を散策。「桜はとっても美しい。新潟はまだ寒いけれど、金沢はもうあたたかいな」と笑顔だった。

石川)金沢で桜満開 兼六園や金沢城公園で多くの花見客
浅沼愛 2019年4月7日3時0分
https://www.asahi.com/articles/ASM464WF8M46PJLB007.html
https://i.imgur.com/XYgSm8I.jpg

 金沢地方気象台は6日、金沢市で桜(ソメイヨシノ)が満開になったと発表した。平年より4日早く、昨年より3日遅いという。晴天に恵まれ行楽日和となり、金沢市中心部の兼六園や金沢城公園は多くの花見客でにぎわった。

 石川県金沢城・兼六園管理事務所によると、ソメイヨシノやヒガンザクラなど兼六園には約420本、金沢城公園には約400本の桜がある。訪れた人たちは写真を撮ったり、桜の木の下にレジャーシートを敷いたりして、思い思いに花見を楽しんだ。
新潟県から友人と訪れたスイス出身の英語教師コラリさん(27)は着物姿で金沢城を散策。「桜はとっても美しい。新潟はまだ寒いけれど、金沢はもうあたたかいな」と笑顔だった。

 近くのしいのき緑地やいしかわ四高記念公園では同日、「百万石まちなかめぐり さくら2019」(百万石まちなかめぐり実行委主催)が7日までの日程で始まった。
桜や春にちなんだメニューが並ぶ「さくらカフェ」や、県内のクラフト作家の作品販売がある「さくらクラフトフェア」、山中温泉芸妓(げいぎ)組合も参加する無料の「さくらコンサート」などが楽しめる。
午前10時〜午後5時。問い合わせは共催のしいのき迎賓館(076・261・1111)。(浅沼愛)