地方特権がヒドい県ワースト2に新潟が選ばれる
https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22463276.html


同じ裏日本で、島根に次ぐ無駄県と言えるのが新潟である。
新潟といえば言わずと知れた田中角栄元首相が神様のように慕われている
土地である。日本列島改造論を掲げ、道路特定財源制度などを作った
「功績」で知られている彼の地元は、公共事業天国と言っても過言ではない。

たとえば上越新幹線。1982年に、東北新幹線とともに開通したが、
沿線に大都市を1つも持たないフル規格の新幹線は長らく上越新幹線
ただ一つだった。

考えてほしい。東海道・山陽新幹線は東・名・阪・福の太平洋ベルト
4大都市圏を結んでいる。東北新幹線は東北地方最大の100万都市仙台
があり、東北から直通する北海道新幹線はいずれは北日本最大の
200万都市札幌に到達し、3大都市圏を輸送する大路線になる。
九州新幹線は九州各地の人々を地域最大都市の福岡市・博多駅まで運ぶ。

しかし上越新幹線には、その途中経路にも、終着駅にも、東京首都圏
以外に大都市圏は一つもないのである。北陸新幹線は全線開通すれば
東京〜新大阪間の東海道新幹線の補完機能を担うことができるが、
上越新幹線の終点の新潟駅の先には下越地方と呼ばれる僻地田舎地帯
しか広がっていない。

これは我田引鉄と呼ばれてもしょうがないだろう。隣の山形県は
山形新幹線、その奥の秋田は秋田新幹線で、需要も少なければ工費の
かからない在来線を用いたミニ新幹線なのである。上越新幹線開業当時
にはミニ新幹線という仕組み自体がなかったものの、本来そのレベルで
十分なのが、新潟という田舎県のレベルなのである。