【地方特権】新潟駅巨大高架化が国益上一切必要ない理由

これほど無駄な公共事業はないのではないか

新潟駅が今、変貌しているという。

 地上に位置していた在来線ホームを高架にし、駅舎を豪華なものに改良する。在来線合計5本の乗り場が、新幹線乗り場と並ぶように設置されるための工事は一期がいったん完成したようだ。


 私にはこの一大プロジェクト自体がバカらしく見える。だって

新潟は都会ではないから旅客鉄道のニーズなどないはずである。

ニーズのない場所にいったいなぜ巨大な駅を作るのだろうか。費用対効果を考える発想がないのか。

 JR東日本にとってもメリットはないし、これほどのバカ事業、税金を無駄遣いにしまくるハコモノ建設はないのに、批判はなぜか存在しない。地方はいい加減にするべきではないかと思う。

 これは県と市の事業らしい。新潟県は昨年「246,047百万円」の地方交付税を獲得している。市も交付税を得ており、地方交付税の財源は東京都を筆頭とした大都市の住民や法人などが国に納めた国税なので、

東京の人間が新潟の豪華駅を作らされているようなものであるにもかかわらず、都民から反発の声がない。あまりに遠くの地方すぎて、そういう事業がこの世に存在していることさえ知られていない。これは非常にまずいので、私が声を上げることにする。


巨大駅がペイできるほどの将来性があるのか

中略

 しかし当時240万を越えていた県民総人口は現在では225万人。少子高齢化で人口は今後減ることしか考えられないことは明白だ。新潟市は最大都市ではあるが、平成の合併にこじつけて政令市昇格したものの2015年に81万人ちょっとはいた市の人口は現在80万人程度で、70万代に降格する日はそう遠くない。

中略

新潟はクルマ社会、新幹線以外の鉄道に未来はない

市街地周辺には高度なバイパス網が整備され、ここが新潟の市内交通基盤になっている

中略

新潟は都会とは言えないレベルの地方都市なので、地下鉄はなく、名古屋で言う名鉄や福岡で言う西鉄のような私鉄もない。市電は昭和の時代にとっくに廃止されている。これはほかの地方都市にも特有の傾向だが、主要な市内の交通手段はマイカーであり、その導線は市街地周辺に整備されたフリーウェイ網になっている。

中略

 新潟市民のかなりの割合はsuicaを持たない。鉄道と接点のない生活をしているだろう。新幹線で上京するか、上京さえ高速バスか。そんなレベルの環境で、在来線の豪華駅舎を作ること。連続立体事業をやることに何ら意義はない。

これが許されるなら鴨居駅のホームを増やせ

新潟駅より乗降客数が多いにもかかわらずたった1つのホームしかない鴨井駅

新潟駅より乗降客数の多い駅は首都圏にはいくらでもある。たとえば鴨井駅は39,591人。新潟駅の37,345人よりはるかに多い。新潟駅は在来線3線に新幹線が乗り入れているが、鴨井駅は横浜線のみである。

以外略

https://blogs.yahoo.co.jp/alohaggyy/22103148.html