豪華客船が金沢に寄港

「海の女王」と呼ばれる豪華客船「クイーン・エリザベス」が23日、金沢港に初寄港した。
大浜埠頭(ふとう)には日本人や外国人の乗客約2千人が続々と降り、着物姿のミス加賀友禅らの出迎えを受けた。
和楽器アンサンブルによる歓迎演奏が鳴り響き、にぎやかなムードに包まれる中、乗客は金沢観光に繰り出した。

クイーン・エリザベスは英領バミューダ船籍で、全長294メートル、9万901トン、乗船定員は2081人となっている。
運航する英国の船会社が初めて行う日本周遊クルーズの一環で、19日に横浜を出発し、
函館、秋田、金沢、境(鳥取)、韓国・釜山、八代(熊本)の各港を順に巡り、28日に横浜へ戻る。

乗客は23日、兼六園やひがし茶屋街を見て回り、同日午後6時に出港する予定。
出港イベントとして遊学館高吹奏楽部による演奏やよさこいソーランが披露される。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00723263-hokkoku-l17