長野新幹線が、出来たので、長野が通勤圏となった。
これは、良さそうなことに思えるが、逆に東京に本社がある会社は日帰りできるのだから、
わざわざ長野に支社や、事務所を置く必要が無くなり、閉鎖となった。結局、経済としては、先細りとなる。
買い物もまた、種類や、品数が多いので、東京に出かけるようになった。
そのため地元長野は、シャッター通りとなるのだ。

 東京湾アクアラインが出来て、千葉中部の物流拠点であった木更津は、単なる通過点となったため、
これまたシャッター街が多くなり、人口流出となっている。

 ストロー効果で、廃れてしまう街が多いのではあるが、幾つかの都市は、なんとか乗り切ろうと努力しているようだ。例えば、木更津は、大型のショッピングモールを誘致して、再起を図ろうとしている。
北陸新幹線が金沢まで延伸したのであるが、今後金沢が、どのように変貌するのか。
同様に、東北新幹線は、函館まで延伸したのであるが、物流をはじめとして、経済の変化がどんな形で表れるのであろうか。

便利になることは、必ずしも発展につながるとは限らない。今後リニア新幹線が、名古屋までの開通が計画されているが、
これによって、名古屋がどのように変わるのだろうか?発展するのか衰退するのかが、興味深いものである。

http://dogwood.air-nifty.com/tokudaimajin/2018/11/post-d9d4.html