伝統文化だけでなく、食文化やスポーツ文化も

金沢市のふるさと納税 好調の理由は・・・
日テレNEWS24 - 2019/05/15
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自治体への寄付という形でさまざまな返礼品がもらえる「ふるさと納税」。金沢市では4月の寄付額が昨年度1年分を超えたことが分かった。その好調な理由とは。

ふるさと納税の返礼品をこれまでの100種類からおよそ400種類に増やした金沢市。すると、新たに追加した金沢マラソンの出場権に4月だけでおよそ300件、1500万円が寄せられた。
市の担当者によると、全国に金沢の食文化やスポーツ文化を広く知ってもらうために追加したという。返礼品を見直した背景には、ふるさと納税で得られる寄付金よりも、金沢市民のほかの自治体への寄付金が多いため、税収が大幅に減っていることがある。
しかし、今年度は4月だけで2144万円と、すでに昨年度1年分の寄付額を超えた。今回、追加された県産のお米や「ふぐの子のぬか漬け」などにも人気が集まっているという。市では、今後も季節に合わせ返礼品を見直し、年間およそ4億円の収入を目指したいとしている。