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八幡製鉄所が九州製鉄所に 商議所会頭「前向きな話」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51717080R01C19A1LX0000/
日本製鉄が1日発表した製鉄所組織の統合・再編成で、2020年4月に八幡製鉄所(北九州市)、
大分製鉄所(大分市)、チタン事業部光チタン部(山口県光市)をまとめ、九州製鉄所が設立されること
になった。八幡製鉄所の幹部は「九州製鉄所の中枢機能は八幡に置き、補修計画の共有で人手不足に
悩む協力会社に効率よく作業発注できるなどの利点がある」と説明した。
地元経済界からは「八幡の名前は何らかの形で残るだろうし、前向きな話だと捉えている」
(北九州商工会議所の利島康司会頭)との声が聞かれた。また、北九州市の北橋健治市長は「
八幡製鉄所については、日本製鉄が中核とする成長分野への投資が進んでおり、主力工場として
強化されている」とした上で、「今回はあくまで組織上の再編であり、地域には直ちに大きな影響はない
と聞いている」などとコメントした。
八幡製鉄所は1901年に官営の製鉄所として操業を始め、明治以降の日本経済を支える象徴となってきた。