国土や地域をいくつかに区分した場合の、それぞれのまとまりを地域ブロックという。日本においては都道府県の上位の地方公共団体が存在しないため、統一的な定義は存在せず、選挙区やスポーツ、各省庁の管轄区域などによって様々な分け方がある。
現代の日本の初等教育では、国内を都道府県単位で「北海道」「東北」「関東」「中部」「近畿」「中国・四国」「九州」に分ける「七地方区分」、または中国と四国を分離した「八地方区分」が用いられることが多い。しかしながら、いずれも法的根拠は明確ではなく、「そもそも『〜地方』といわれる範囲に、法律上の明確な定義はない(総務省)」とされる。国の出先機関である地方支分部局も、この区分に従わないものがほとんどである(地方整備局、地方農政局など)。

法律上定められた区域は国土形成計画法に基づいて閣議決定された国土形成計画のみである。

国土形成計画法に基づく最初の国土形成計画全国計画は、2008年7月に閣議決定された。その後、2015年8月に第2次の、2023年7月に第3次の国土形成計画全国計画が閣議決定された。