小沢は最初に民進、自由、社民の3党で新党を作って、その後にまずは共産党と協議、
最後に小池と交渉をして野党を一つにまとめるという構想を考えてるみたいだな
野党3党での新党が最初の目標で、共産・小池新党両方の票の取り込みを狙ってるとかやはり小沢は前原と繋がってるな

老いた豪腕小沢氏が描く「小池総理」の夢
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170813-00022830-president-pol

政界再編仕掛け人として、永田町に君臨してきた自由党代表・小沢一郎氏は今、何を考えているのか。
小沢氏がイメージする「受け皿」づくりはズバリ、2段階論だという――。

■「3党」で塊をつくり共産、小池氏と協議

 その小沢氏は今、野党連携に執念を燃やす。
昨年の参院選では、民進、社民、共産そして生活の党と山本太郎となかまたち(現在の自由党)の4党が、32ある1人区で候補を絞り込むことに成功。
11選挙区で野党統一候補が競り勝ち、一定の成果を上げた。これも小沢氏が主導的役割を果たした。
また、参院選の時は実現しなかったが、野党が「統一名簿」をつくり比例代表でも共闘する「オリーブの木」構想の提唱者でもある。

 ただ小沢氏は次の衆院選に向けてはそれだけでは不十分と考えているという。
周辺には「衆院選がことし中なら選挙協力にとどまらざるを得ないが、来年なら新党が第一だ」と漏らしている。

 聞こえてくる小沢シナリオを整理すると、「2段階論」であることが分かる。まず民進党と社民党、そして自分たち自由党の3党による合併を図る。
3党といっても社民、自由の2党は数人規模にすぎない。
実態は実質的には民進党による吸収合併に近いが、3つが1つになることで「受け皿」をはっきり示す効果がある。

 その塊をつくった上で、他の政治勢力との協議に臨む。まず共産党。

■目指すのは「24年前の再現」

 そして、もう1つ交渉する対象がある。小池百合子都知事だ。「都民ファーストの会」を率いて都議選で圧勝した小池氏。

 「民進、自由、社民」の3党による新党を中央に置いて左側の共産、右側の小池新党。ここまで緩やかな協調が実現すれば、相当のインパクトにはなる。

 小沢氏は7月30日に京都で行われた共産党・穀田恵二国対委員長のパーティーに駆けつけるなど共産党とのパイプは太い。
自民党出身の小沢氏の政治理念や個別政策は共産党と相いれないが、選挙に勝つという1点で結ばれている。

■小沢氏側近と言われた時期もあった小池知事

 小池新党との協議について、小沢氏は24年前のことを思い起こしているに違いない。
「第3極」を標榜する日本新党とさきがけを説得し、細川氏を首相候補に担いだことは先に書いた。
さらに書き加えると、その日本新党には小池百合子氏がいた。小池氏はその後、新進党、自由党……と小沢氏と同じ道を歩み、小沢氏側近と言われた時期もあった。
今は疎遠になっているが、小沢氏は小池氏の発信力を高く評価している。

 7月27日、BS番組に出演した際も「政治的センス、感覚はすばらしい。知事選も都議選も絶対勝つと思っていた。
都議選は、もっと候補を立てればもっと勝てた」と持ち上げ、「ここまではよかった。勝ってからが彼女の問題。そこが彼女も悩んでいると思う」と語った。
国政に向けて決起を促しているようにも聞こえた。かつての成功体験を参考にすれば、小沢氏は野党連携の顔として小池氏をくどくことも十分あるのではないか。

■共産党と小池氏をつなぐ接着剤役となるか

 小池氏は、現時点では2020年東京五輪・パラリンピックを都知事で迎えたいと考えている。
このため、当面は知事をやめて国政に転出する選択肢をとるとは考えにくいとみられていた。
しかし、野党側のトップとして「次の首相候補」として口説かれたらどうなるか。
東京五輪を首相で迎えるという選択肢は、都知事で迎えるよりも、はるかに魅力的なはず。
自身が顔になることで政権交代のリアリティーが高まると分かれば、決断する可能性も出てくるだろう。

共産党と小池氏という、水と油の両者をつなごうとした時、接着剤役となるのは小沢氏以外見当たらないのも、また事実なのである。

新党メンバー「質を重視」 細野豪志氏インタビュー
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170813-00000001-at_s-l22

今後の民進党との関係は、政策で共通点が多い前原誠司元外相との連携に「いろいろな可能性がある」と含みを持たせた。