日本の大学では、一流大学経済学部教授になるような例外を除いて、何気に経済学部卒業生が大したことない。良く言えば角が立たないが、悪く言えば規範をよく分かっていない。

そもそも大学受験時点で、法学部合格に自信がないから、合格確実性を求めて経済学部に出願した者の集まりだから、母集団が違う。入学後は、最終的に経済情勢を理解するのにほぼ必要のないことを履修させられる。でも、就活では、兵隊としてそこそこ人気がある。

その点、本当に需要の無い法曹に別にならなくても、法律を4年間真面目に勉強すると、論理性、原則例外を自分の頭で考えること、最低限の法律知識は身に付く。
知識面で言うなら、民法では実社会での契約や財産、会社法では株式や会社、刑法では構成要件や違法性阻却事由、訴訟法では裁判や和解、憲法では人権、とかさ。

大学での経済学部を廃止して、全てビジネススクールにするのはどうか。そこで経済学教育をやり直す。社会人がビジネススクール入学・転職するのを当然にする。今のように中途半端な日本の一部ビジネススクールは一旦廃止その後改編する。