有田正論だな。誰かが幹事長を引き受けてやれば蓮舫体制は続いていたわけで
蓮舫にとどめを刺したのは非主流派じゃなくて幹事長を引き受けなかった枝野や岡田ら主流派
 「リベラル」と勝手にメディアが名付けている別のリーダーもそうした動きを推進していたって安住のことかな?
有田は菅の提唱しているような分党をするだけエネルギーは今の民進党になくて、菅提案に賛同して動く勢力も見当たらないって言ってるな
実際、前原ら保守側はいろんなシナリオが考えられるけど、左派側は民進党に縋り付いてるしかないからな
有田は前原調査会を評価してて、自由・社民とのオリーブ推進だって。だから本当は前原支持したいんだろうな
有田が支持しようがしまいが前原の勝利は確定してるから、
枝野推しが多そうな有田支持者のしばき隊とかに配慮して数が少ない枝野の推薦人になってあげたのだろう


「蓮舫降ろしの密約」内部崩壊した民進党が政権復帰するために
http://ironna.jp/article/7456

 蓮舫代表の突然の辞任には驚いた。その2日前(7月25日)に開かれた両院懇談会を締めくくるあいさつで、「新世代の党を作るための人事を行う」
「自身も衆議院への鞍替えのため東京の選挙区を決定する」と語っていたからである。懇談会は午後3時半から6時まで開かれた。
それからほぼ1日を置いていきなりの辞任表明と記者会見である。何があったのだろうか。いや、あったのだと私は確信している。

 これは表面化していない「蓮舫降ろし」だった。そう判断する根拠がある。野田佳彦幹事長が辞任することが明らかになったとき、
下馬評で次期幹事長にあがっていた議員同士で「打診があったとしても断ろう」という「密約」があった。

 「リベラル」と勝手にメディアが名付けている別のリーダーもそうした動きを推進していた。
これでは蓮舫新体制などできるはずがない。辞任会見で蓮舫氏は人事に着手していたかと問われて否定した。
しかし、それが事実だとしても間接的打診はしただろう。
幹事長のなり手がいなければ、人事の核心が成り立たないからだ。蓮舫体制は「内部」から崩壊させられたのである。

 安倍政権を終わらせ、もう一度政権交代を実現するのが野党第一党の至上命題である。
民主党政権の失敗に対する批判はいまだ払拭できていないが、そこから脱する試行錯誤は続いてきた。
その一つが蓮舫代表時代に設置された、いわゆる「前原調査会」だった。

 前原誠司議員が昨年の代表選で提唱した提言で、慶応大の井手英策教授の研究成果を政策化する取り組みであった。
「All for All」という言葉に表されているように、「すべてのひと」のために「すべてのひと」が貢献する。魅力的な政策だ。
蓮舫氏が代表になってから定期的に会議が開かれてきた。この社会保障政策は党内でさしたる異論もなく一致することだろう。
新しい社会像の提示は重要な政策的成果である。

菅直人元首相は「分党」を提唱している。

 だが、現実的に判断して、今の民進党に「分党」するだけのエネルギーはないように思える。菅提案に賛同して動く勢力は見当たらない。
ならばどこに状況を打開する活路はあるのだろうか。それはいずれやってくる解散総選挙をどのような布陣で迎え撃つかという戦略的な構想にある。
そこでカギになるのが、小沢一郎議員が一貫して主張している日本版「オリーブの木」構想だ。
「オリーブの木」とは、イタリアですでに実践された政治手法で、異なる政党が選挙時に統一名簿を掲げて闘うことを意味する。

 これを日本で具体化すれば、野党第一党の民進党と自由党、社民党が衆議院比例区で統一名簿を提示して選挙戦に臨む。
さらに共産党とは個別の小選挙区で選挙協力を行うのだ。この構図ができれば自民党政権は相当に追い込まれていくだろう。
もしかしたら「ドミノ倒し」のような結果が生まれることも有り得る。問題は民進党がそうした戦略を取ることができるかどうかである。