30日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ系)で、松本人志(53)が披露した“筋肉話”がファンの間で話題になっている。
街を歩いていた際に見知らぬ外国人から胸筋をほめられたというエピソードで、これを見た視聴者から「松ちゃんは変わってしまった…」と困惑する声が相次いでいるのだ。

 松本はかつて細身の体型で、相方の浜田雅功(53)から「まっつん、ガリガリやん!」と、ことあるごとにイジられてきた。
それでも松本は、「芸人は見るからに弱そうな方が良い」「ケンカが弱そうなのに強気でケンカごしにしゃべるから面白いんです」と力説していた

 松本の“変化”はそれだけではない。200万部を超えるベストセラーとなった著書「遺書」(1994年)では、<コメディアンという肩書で、歌を歌ったり、ドラマに出たりするのは、オレは違うと思う>などの持論を展開。

その後、松本はドラマ「伝説の教師」(日本テレビ系)で主演を務めたほか、歌手の槇原敬之(48)の楽曲「チキンライス」で作詞を担当するなど、音楽活動も行っている。

 同書では、子供に対する辛辣なツッコミも目立つ。<新幹線も飛行機も、わけもわからん禁煙席を作るぐらいなら、禁ガキ席を作れボケタレ!>とケチョンケチョンだったが、
2015年にはテレビ番組で、子供に罪はないとした上で<親がちょっとでいいから申し訳ない、という顔をしてくれたら、すべて丸く収まる>と、一転して“容認派”に転じている。

「遺書」以外でも、「映画は撮りません」と宣言していたのに、その後、映画「大日本人」など4作を監督。「この禁煙ブームをなんとか阻止しなければならない」とも述べていたが、今では立派な嫌煙家である。

 松本は14年、「人間って成長していく生き物ですからね。考え方とかはどんどん変わって行っていい方向にいく」とテレビで釈明。人は誰しも年を取れば丸くなる、ということか。

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