枝野のシナリオはまずは民進・希望の立憲に近い議員と合流して、最後に国民民主とも合流するってものみたいだな
元々枝野は衆院選での立民の獲得議席は15議席くらいを目標にしてて、選挙後には民進・希望と合流するつもりだったけど、
立民が予想以上に支持されちゃって、低支持率の民進・希望に合流しずらくなってただけだもんな
筋を通しながら合流するにはこうやって段取りを踏んで合流していくしかないからしょうがないな


立憲民主幹部「枝野氏は野党が連携して『大きなかたまり』をつくることを目指している。野党がバラバラだと力にならないのは当然だから。
          しかし、昨年秋の衆院選で、筋を通して多くの国民に支持を得たため、また誰と誰がくっつく態度は見せられない」

立憲民主幹部「まずは、民進党と希望の党の新党の動きをじっと見ている。
          両党内に、立憲民主党に近い議員がかなりおり、合流せずに離れる。
          中には、他党に行けない比例復活組もいるので。受け皿を作って立憲民主党と連携し、やがて合流する。
          国民民主党とはその後、連携や合流を進める。つまり筋を通しながら裏で進めるということだ」

小沢一郎「筋を通す枝野氏が動けない分、離れた議員らの受け皿を、
       どんな形にせよ準備して立憲民主党に寄せていくのが自分の仕事だ」

立憲民主幹部「『枝野シナリオ』の目標は『来年の参院選』」


【解剖 政界キーマン】「スーパー・リアリスト」が仕掛ける野党結集、立憲民主党・枝野幸男代表
http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180508/soc1805080004-n1.html?ownedref=not%20set_not%20set_newsPhoto

 私は枝野氏を取材してきて、以前から「スーパー・リアリスト」と評してきた。
勝つために、あるいはプラスになると思えば、変幻自在に切り替えていく政治家なのだ。

 立憲民主幹部がいう。

 「枝野氏は野党が連携して『大きなかたまり』をつくることを目指している。野党がバラバラだと力にならないのは当然だから。
しかし、昨年秋の衆院選で、筋を通して多くの国民に支持を得たため、また誰と誰がくっつく態度は見せられない」

 そこで、「枝野シナリオ」が出てくる。

 「まずは、民進党と希望の党の新党の動きをじっと見ている。
両党内に、立憲民主党に近い議員がかなりおり、合流せずに離れる。
中には、他党に行けない比例復活組もいるので。受け皿を作って立憲民主党と連携し、やがて合流する。
国民民主党とはその後、連携や合流を進める。つまり筋を通しながら裏で進めるということだ」(同幹部)

 このシナリオには、もう一人、キーパーソンがいる。自由党の小沢一郎代表だ。

 小沢氏は、枝野氏とたびたび会合を持ち、野党結集への手順を確認している。
小沢氏は周辺に「筋を通す枝野氏が動けない分、離れた議員らの受け皿を、
どんな形にせよ準備して立憲民主党に寄せていくのが自分の仕事だ」と話している。

 また、枝野氏の野党結集構想には、共産党も入っている。
2016年の参院選前、枝野氏は民進党の幹事長だった。報道では「共産党とは組まない」とされていた。

 だが、枝野氏は私に対し、「見ていてください。参院選本番までに、すべての1人区で野党統一を実現しますよ。
勝つにはそれしかないんだから。『枝野はやらない』と言わせておけばいい。
そっちの方が、実現したときのインパクトも大きい(笑)」と言った。

 宣言通り、枝野氏は統一候補をまとめた。水面下で、共産党とも交渉を重ねた結果だった。

 いまのところ「枝野シナリオ」の目標は「来年の参院選」(前出幹部)だが、会期末解散となれば間に合わない。

 そのときは、「スーパー・リアリスト」ぶりを発揮し、野党連携の旗を立てて先頭に一気に出るかもしれない。(ジャーナリスト・鈴木哲夫)