野党共闘が進んでるな。民進と共産がお互い妥協点を見いだせるかが焦点
政治アナリストの伊藤惇夫の予想だと自民の議席減は確実で減り方が問題
30議席以上減らすと、安倍首相の責任論が出て、党総裁選での3選は消える
民進の議席は大きく変わらず、小池新党は20〜30議席


野党候補者一本化へ協議開始 民進と共産、妥協点どこに
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000022-asahi-pol

 民進党は19日、衆院選小選挙区での野党候補者の一本化に向け、共産、社民両党との協議を始めた。
代表選で共産との共闘見直しを掲げた前原誠司代表は、
共通政策や相互推薦で合意する枠組みでなく候補者のすみ分けを目指す考え
民進、共産双方が妥協点を見いだせるかが焦点となる。

 民進の大島敦幹事長は19日、社民党の又市征治幹事長と会談。
前日夜には、共産党の小池晃書記局長とも会談し、
200人以上の候補者が重複する小選挙区(計289)について、野党候補の一本化に向けた調整を始めた。


衆院選 民進、共産推薦見送り 自民は若狭氏に「刺客」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-00000071-san-pol

 民進党は共産党との相互推薦で例外も認める方針だ。
候補を立てない選挙区などについて両党の地方組織が個別に進める協力関係を尊重する。
前原誠司代表は「政策理念の一致しない政党と組まない」との原則を守り、民共連携にけじめをつけて保守票の獲得を狙う考えだ。
同時に例外を容認することで共闘を求める党内勢力にも配慮する。

4野党は統一候補を立てた昨年の参院選も相互推薦を行わなかった。


30議席減なら安倍首相の責任論浮上/政治アナリスト・伊藤氏
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170920-20111926-webtoo-l02

 東奥情報懇談会9月例会が19日、青森市の青森国際ホテルで開かれ、政治アナリストの伊藤惇夫氏が
「日本政治の今後と政局の行方」と題して講演した。
安倍晋三首相が10月22日投開票を軸に調整する衆院選について「自民党の議席が増えることはない。
減り方が問題。30議席以上減らすと、安倍首相の責任論が出て、党総裁選での3選は消える」との見解を示した。

 伊藤氏は、首相がこの時期に衆院を解散する理由として(1)離党者が相次ぐ民進党の迷走(2)「小池新党」の準備が整っていない
(3)内閣支持率が回復基調−を挙げ「今なら負け(議席減)を最小限に抑えられると思ったのだろう」と推測。
十数議席の減少にとどまれば、首相の責任論が出ないとした。

 一方、衆院選で民進党の勢力は大きく変わらず、共産党は議席を増やす−とし、
小池新党については「小池百合子東京都知事がどこまで関与するかだが、20〜30議席程度」と述べた。