>>127
井手英策の献策は奇策のように感じるかもしれないが、消費増税の過去の経緯をふまえれば
ありえる策だよ。
3%→5%のときも5%→8%のときも、財務省はその増収分の大半を赤字国債償還にあてた。
その結果なにが起きたかは大半の人が知っている。ものすごい不況と個人消費の低迷だ。

だとしたら、消費税は社会保障の財源だけに使う目的税化して、国債償還には用いないと決め、
国債償還財源は景気回復時の所得税や法人税の増収分としておく、というアイデアは実行可能
だと思う。景気が落ち込み税収が低迷しているとき無理矢理に国債償還しなければいけないほど、
この国はまだ落ちぶれていないから。

ただ、それを実行するには財源と歳出にかかわる関連法規を相当いじらないと、むずかしいだろう。
いいかえれば政治力が政府与党に必要。それは彼らにはあるかなあ?