宮城知事選(10月22日投開票)で、村井知事の対立候補を目指す市民団体と、民進系会派の温度差が際立っている。同会派の遊佐美県議に出馬を要請した団体に対し、会派内の主戦論は盛り上がりを欠く。
会派の会長は「遊佐氏が態度を表明しておらず、何とも言えない。全員が推せるかどうかが重要だ」と話した。歩調を取る共産は「早々と不戦敗を決め込めば、今後の共闘が難しくなる」と動きを注視する。