「共産と自民。まさに水と油が一つになって堺を守れと言っている」。維新の松井代表は、竹山氏陣営の相乗りを激しく批判した。

松井氏自らが選対本部長に就任。約180人の議員らが市内7区ごとにチーム編成し「総動員体制」で臨む。とりわけ力を入れるのは相乗り批判で「野合談合」と主張。自民支持層や、共産と対立する公明支持者に訴えかける方針だ。
一方、竹山氏陣営は、自民と民進や労組などの組織戦で「維新包囲網」を敷く。
出発式で「安倍総裁の推薦書がある」。自民府連の中山会長は、維新と近いとされる首相の名前を持ちだして強調した。自民は、堺市外の議員にビラ配りまで呼びかける力の入れようだ。
民進も、自民と割り振り議員らが駅頭に立つ。共産は表舞台に立たないが、加盟する市民団体が維新批判などのビラを市内全駅で配布している。