民進党は連合との関係を修復し、維新との連携に動き始めたのか。やるねえ前原

民進と連合、関係修復へ 前原代表、神津会長と会談 小池氏と連携した再編意識
http://www.asahi.com/articles/DA3S13122873.html

 民進党の前原誠司代表は7日、最大の支持団体である連合の神津里季生(こうづりきお)会長と会談し、 蓮舫・前代表時代にきしんだ関係の修復を確認した。
小池百合子・東京都知事との連携も視野に、共産党との共闘関係の見直しで神津氏と足並みをそろえる前原氏に対し、共産からは不満の声が出ている。

 「働く者の立場で政治を行い、自民党に代わる選択肢をしっかり示すので、よろしくお願いします」

 前原氏はこの日、新執行部を引き連れて東京・神田駿河台の連合本部を訪ね、選挙での支援などを要請した。
神津氏も「前原代表には大変に期待している。連携の度を高めていきたい」と応じた。

 蓮舫氏の旧体制では、民進と連合の足並みの乱れが目立っていた。

 昨年10月の新潟県知事選や同月の衆院補選で、連合は共産との連携に動いた蓮舫氏に反発。
蓮舫氏が原発ゼロの期限前倒しを目指した際は、神津氏が記者会見で「深刻な疑問を持たざるを得ない」と厳しく批判した。
連合側が民進との調整をせずに政府側と労働法制の修正協議をまとめようとした動きもあった。

 ところが、神津氏は6日の広島市内の集会で、前原氏が頭を悩ませる「離党予備軍」の存在を念頭に、
「離党しても連合は応援してくれると勘違いしている人がいるが冗談じゃない」と強調。
先月離党した細野豪志衆院議員に支援の打ち切りを伝えるなど、一転して前原体制を支える姿勢を鮮明にした。

 連合が民進との関係修復に動いた背景には、共産と距離を置いた上で、 小池氏らを巻き込んだ野党再編を視野に入れている前原氏の姿勢がある。

 連合東京は7月の都議選で、小池氏が率いた「都民ファーストの会」の一部候補を支援した。 前原氏も代表選で、「小池都政は一定の評価をしている。
理念、政策が一致する勢力と協力するスタンスだ」と述べ、小池氏との連携に含みを持たせている。


民進党新執行部と維新幹部の懇談 意外にも盛り上がった理由とは…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00000559-san-pol

 民進党の前原誠司代表ら新執行部の役員は7日、与野党の国会内の控室を訪ね、新任のあいさつを行った。
その中でも、幹部同士の懇談がひときわ盛り上がったのは日本維新の会だ。
維新は、民進、共産、自由、社民の野党4党とは距離を置いている上、
民進党への手厳しい批判を繰り広げる議員も少なくない。いったいどういう風の吹き回しなのか−。

 この日は前原氏や枝野幸男代表代行、大島敦幹事長、松野頼久国対委員長、階猛政調会長ら民進党幹部が各党を回った。
維新の控室では、片山虎之助共同代表と遠藤敬国対委員長、下地幹郎国会議員団政調会長が応対した。

 遠藤氏は、普段の野党国対委員長会談などが維新を除く4野党で開催されていることを念頭に、 松野氏に「どうですか? 野党4党の枠組み」と水を向けた。

 すると松野氏は二つ返事で「5党でやりましょうよ」。 維新の3氏とは旧維新の党で一緒だった松野氏は、昔のよしみからか、あっさりとこう返答した。

 とはいえ、これまで4党間の積み重ねがそう簡単に覆るとも考えにくい。
遠藤氏は「『野党4党』というマスコミが書く表現はなくなるわけですね」と念押ししたが、 松野氏は「なくなります。野党5党!」ときっぱり言い切った。

 ひとまず場は大盛り上がり。

 懇談は終始なごやかな雰囲気だった

前原氏、維新と連携意向=野党共闘に影響も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170908-00000081-jij-pol

 民進党の前原誠司代表は8日、各党あいさつ回りの一環として、日本維新の会の片山虎之助共同代表らと国会内で会談し、同党に連携を呼び掛けた。

 共産党は維新を「与党の補完勢力」と批判しており、自由、社民両党を含む野党4党の共闘に影響を与えそうだ。

 席上、維新の遠藤敬国対委員長が「野党4党の枠組みはどうなるか」と尋ねたのに対し、民進党の松野頼久国対委員長は「(維新も加えた)5党でやろう」と提案。
これを受け、前原氏も「冗談抜きに、しっかりと連携してほしい」と述べた。片山氏は態度を明確にしなかった。