民進、慰留も…鈴木氏、離党の細野氏と接触
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170912-00000056-nnn-pol

 民進党の混乱が続いている。大島幹事長は12日、離党を検討している議員と面会し慰留したが、説得は難航している。民進党本部前から中継。

 離党を思いとどまるよう説得を受けた鈴木義弘衆議院議員が12日午後3時半ごろ、既に離党している細野元環境相と意見交換する場面を、日本テレビのカメラがとらえた。

 細野元環境相「党を離れるか離れないかっていうのは非常に大きな判断。(離党するなら)ぜひ一緒にやっていきたいと思っています」

 鈴木義弘議員「自分と考え方の近い、また理念の共有できる人と一緒に行動を共にすることができたら、今まで以上に地元にもご恩返しができるし、日本のためにもっと働いていく場が得られるんじゃないかなと」

 細野氏は11日、小池東京都知事や若狭勝議員と会談し、新党結成を目指すことを確認していて、今後、民進党から離党してくる議員とも連携していく考え。

 一方、民進党の大島幹事長は12日、この鈴木議員や後藤祐一衆議院議員と相次いで面会し、離党を思いとどまるよう慰留したが、色よい返事は得られなかった。

 鈴木議員「一晩考えさせてほしいということで、部屋をあとにさせてもらいました」

 民進党ではこの他にも笠浩史議員など複数の議員が離党を検討している。「離党ドミノ」を食い止められなければ、前原代表の求心力がさらに低下することは必至だ。