埼玉の民進党の「顔」が、独自の道を決断した。枝野幸男代表代行は二日、新党「立憲民主党」の結成を表明。衆院選の公示が十日に迫る中
民進候補者には「希望の党」以外の新たな出馬の選択肢が生まれた形だ。
県内でも「リベラルの受け皿」の誕生を歓迎する声が上がり、一度は頓挫しかけた野党共闘の動きも再び加速し始めた。 

同席した共産党の荻原初男県委員長は枝野さんの新党設立を「本当に勇気ある決断」と評価。
「希望の党による共闘つぶしは成功したかに見えたが、共闘はこれで明らかに質的な前進を遂げる」と声を弾ませた。
社民党の武井誠県連代表も「想像を超える苦労を乗り越えてここに至ったと思う」とたたえた。

埼玉上田清司知事は同日、「希望の党がリベラル勢力を排除するのであれば、
リベラル勢力は行き場を失ってしまう。枝野氏が受け皿となる新党をつくったことはやむを得ない」とのコメントを発表した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/list/201710/CK2017100302000189.html
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