テレ玉ニュース
<10.12ニュース>

■衆院選電話世論調査 自民優勢 新党伸び悩む

10月22日投開票の衆議院選挙についてテレ玉は、10日と11日の2日間電話世論調査を実施しました。
県内の小選挙区では野党の分散を背景に、自民党が優位な戦いを展開しています。

調査は、県内の有権者を対象にコンピューターで無作為に選び電話をかけるRDD方式で行いました。

それによりますと、14人を擁立した自民党は2区、9区、10区、13区で他の候補を引き離し大きく
リードしています。また、3区、6区、7区、8区、それに14区と15区で優位にたっています。

15選挙区全てに候補者を立てた希望の党は、伸び悩んでおり、自民党が公認候補を擁立していない11区を
除き、自民党候補を追う展開です。

公示およそ1週間前に結党した立憲民主党は党の代表を含めた2人が支持拡大に懸命です。

12人の候補者を擁立した共産党と5人が立候補した日本維新の会、それに1人が出馬している社民党はいずれも
厳しい戦いです。

無所属は11区で自民党に復党した候補が盤石な戦いです。

しかし、およそ3割が投票態度を明らかにしておらず、終盤に向け情勢が変わる可能性があります。

■全国情勢 自民・公明で300議席以上うかがう勢い

全国の衆院選の情勢は自民党と公明党を合わせた与党が300議席以上をうかがう勢いです 。

調査は10日と11日、共同通信社が全国の有権者およそ11万8,900人を対象に電話で実施しました。

それによりますと、自民党は小選挙区と比例代表のいずれも優位に立ち、定数465議席のうち自民党単独で
過半数の233議席を大きく上回る可能性があります。

一方、希望の党は60議席前後と伸び悩んでいます。

立憲民主党は公示前から倍増の30議席台も視野に入っています。

共産党は議席を減らし、日本維新の会はわずかに議席を増やす程度にとどまりそうです。

公明党は最大でも公示前の35議席、社民党は2議席を確保する見通しで、日本のこころは議席獲得が見込めていません。

ただ、投票先を未定とした人が小選挙区で54%あまりにのぼり、22日の投開票に向け情勢が変わる可能性があります。
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