今回の選挙の意義は、

1.選挙前の中規模以上の排除・選別は、百害あって一利なし(新進党、希望の党)

2.保守二大政党論の破綻
(イギリスでも、かつての二大政党の一角だった自民党(旧自由党)は、第三党へ後退している)
(自民党が保守党と連立を組んで、“妥協”と“公約破り”で支持を失ったのも、日本と同じパターン)

3.立憲民主が公明と共産の議席を削る新パターンの出現

ただし共産党については、新社会党と同じコースに入ったと見ることもできる。

4.日本の政界の重心は、確実に右へ移動しつつある。

などが確認されたことだな。

自民党はどうでもいい。政権維持のためなら右から左までなんでも飲み込み、
野党の政策もつまみ食いでパクり、野合もする(自公連立も正真正銘の野合である)、
この包括政党は何も変わっていないのだから。