>>953
都道府県議選の3-5人区をイメージできれば助かる。

自民党は、各派閥が積極的に候補を立てる。
当落だけでなく、順位争いも熾烈で「○○戦争」と各地で呼ばれた。
無所属で追加公認を狙う、いわゆる保守系無所属が全国で数十人いて、自民過半数割れ!?→残念追加公認という必殺技があった。

野党は、社会党は初期こそ1選挙区に複数候補を立てて政権交代の意欲を見せたが、
1969年にボロ負けしてからは守りの選挙ばかりで、候補のなり手も減る一方。

他の野党となると、京都の共産のような特殊例を除けば、複数候補擁立はしなかったから、
単独で政権を争う政党にはなり得なかった。

今以上に、自民党が質量共に圧倒的だった。
ただ、最後の1議席の争いは盛り上がったから、小選挙区のように闘う前から議席確定という例は少なかった。