ラッセルの「幸福論」て意外と面白そうだな

ラッセルは、「幸福論」を説き起こすにあたり、「人々を不幸にする原因」の分析から始める。
その最たるものはネガティブな「自己没頭」。
それには、罪の意識にとりつかれ自分を責め続ける「罪びと」、自分のことを愛しすぎて他者から相手にされなくなる「ナルシスト」、野望が巨大すぎるが故に
決して満足を得ることができない「誇大妄想狂」の3つのタイプがある。
いずれも自分自身にとらわれすぎることが不幸の原因であり、ラッセルは、自分自身への関心を薄め、外界への興味を増進していくことを薦める。

http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/70_kofukuron/index.html