質問時間「野党に多く」54% 自民提案、支持伸びず
https://mainichi.jp/articles/20171114/ddm/005/010/136000c

 毎日新聞の今回の全国世論調査では、現在は野党に大半が配分されている国会での質問時間の見直しについても聞いた。
「野党に多く配分する」との答えは54%で、「議席数に応じて配分する」は32%。
自民党は衆院選の圧勝に乗じて質問時間を増やそうとしているが、支持は広がっていない。

 自民党は今国会で、従来は「与党2割、野党8割」だった質問時間を与野党半分ずつにするよう主張している。
自民支持層に限ると「議席数に応じて配分」は54%だった。

 同党の提案には安倍政権への追及を少なくしたい思惑も透ける。
今回の調査で、学校法人「森友学園」「加計学園」の問題を引き続き国会で「議論した方がよい」は50%で、
「議論する必要はない」の40%より多く、世論の不信感は解消されていない。