小池マイナスイメージは強い

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任期満了に伴う東京都葛飾区議選が13日開票された。定数40に対し59人が立候補、16人を擁立した自民党は12人が当選、公明党は9人全員が当選した。小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」にとって初めて挑む区議選となったが、候補者5人のうち当選は1人にとどまった。
 小池氏は、自ら率いた希望の党が10月の衆院選で敗北。衆院選に続き苦戦を強いられた今回の区議選は、小池人気の衰退を改めて印象付ける結果となった。小池氏は13日、相模原市内で記者団に「それぞれの運動が十分実らなかったということだと思う。大変残念だ」と述べた。 
 このほか、党派別の当選者数は共産党5人、民進党2人、日本維新の会1人、無所属9人、諸派1人。改選前(欠員4)と比べて自民は1増、公明は2減、共産は1増などとなった。
 投票は12日に行われ、投票率は2013年の前回(41.67%)を上回る43.62%だった。