日経世論調査で立憲民主党の支持率は14%と前回と同じ数字で勢いを保つ
逆に希望と維新は支持率を爆下げ、民進も1%と低迷。内閣不支持層では31%が立憲民主を支持して、希望は3%にとどまる
前回調査では立憲民主32%、希望10%だったから、政権に不満を持つ人たちの受け皿として希望の魅力が落ちているのは明白
希望の支持率は2%と、前回の4%から下落。維新も3%から2%に落ちる。民進党は1%。
こんだけ立民とその他の野党で支持率に差がついちゃうと1つにまとまるのは無理だな
立民に来たい議員は希望、維新、民進から離党して個別に合流しろ


野党支持率、立民が14% ほかは3%以下 本社世論調査 旧民進「まとまる必要なし」61%
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO2391733026112017PE8000/?n_cid=SNSTW001

 日本経済新聞社の世論調査で、立憲民主党の支持率は14%と11月初旬の前回調査と同じで、衆院の野党第1党として勢いを保った。
希望の党や日本維新の会など他の野党は3%以下で低迷。
野党陣営で立憲民主が一歩抜け出し、他党と開きがある。民進党から分裂した立憲民主、
希望などの関係について「ひとつにまとまる必要はない」との回答は61%に達し、再結集は進みにくそうだ。

 立憲民主党は衆院選前の10月初旬に結党。11月初旬の前回調査で初めて聞いた同党の支持率は14%だった。
2012年の第2次安倍政権発足後、野党第1党の支持率としては最も高く、今回もその水準を維持した。

 衆院選後の野党第1党の支持率はどれくらいか。14年12月の衆院選後の旧民主党は11%。
自民党が政権に復帰した12年12月衆院選の後の旧民主党も11%だった。
いずれも自民党が圧勝した後で、野党第1党は支持率が低くなりがちだが、
立憲民主の方が旧民主党や分裂前の民進よりも支持を集めているのが分かる。

 立憲民主の辻元清美国会対策委員長は日本経済新聞に
「国会でも党の立ち位置を世の中に示し続けている」ことが要因だと分析した。
国会論戦では枝野幸男代表が憲法9条改正への反対を明言するなど、リベラル勢力の支持をつなぎ留めているとみられる。

 内閣不支持層では31%が立憲民主を支持する。希望は3%にとどまる。
前回調査では立憲民主32%、希望10%だったので、政権に不満を持つ人たちの受け皿として希望の魅力が落ちている。

 希望や民進、維新の支持率は低迷が続いている。希望の支持率は2%と、前回の4%から下落。
維新も3%から2%に落ちた。民進党は1%のままだった。

 希望は安倍政権への提案路線に重点を置き、立ち位置が曖昧になった面がある。
希望幹部は「何でも反対ではなく、正しい提案を出すのはこれからも必要だ」と指摘するが、対決姿勢を強める立憲民主の陰に隠れる。

 民進は参院議員が中心で、衆院での存在感の発揮には限界がある。大塚耕平代表は「党のあり方を根本的に見直す」と立て直しを急ぐ。

 野党の間で立憲民主と他党の支持率に開きが大きくなったことで、野党の連携や再々編にも影響が出そうだ。
民進党から分裂した立憲民主、希望、無所属の会について「ひとつにまとまる必要はない」との回答は61%で、
「ひとつにまとまるべきだ」の30%を大きく上回った。立憲民主支持層でも56%が「まとまる必要はない」と回答した。

 枝野氏が「永田町の内側を向いた政治をやらない」と再結集から距離を置く背景には、こうした民意がある。
民進は立憲民主や希望との連携を模索するが、機運は高まらない。

 自民党の支持率は5ポイント減の39%となった