川田に続いて有田も立憲入りを検討。川田は東京選挙区からの出馬を希望

そしてついに衆院選の公示直前に結党されたから、これまで民進党時代の綱領をそのまま踏襲していた立憲民主党が、
党独自の綱領を年内に正式決定


有田・川田氏、立民入り検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000083-san-pol

 民進党の有田芳生参院議員(65)=比例代表=と、
無所属で民進党会派に所属する川田龍平参院議員(41)=同=が立憲民主党への入党を検討していることが7日、分かった。

 複数の関係者によると、有田氏は「特別国会閉会後に党を出る」と周辺に伝え、
川田氏は11月下旬に民進党の大塚耕平代表に会派離脱の意向を伝えた。

 有田氏は、平成22年の参院選で民主党(当時)の比例代表から立候補して初当選し、昨年は民進党公認で再選した。

 川田氏は、19年の参院選で東京選挙区から無所属で立候補し初当選、25年の参院選ではみんなの党(同)から比例代表で再選した。
改選を迎える2年後の参院選で東京選挙区への立候補を希望していた。


川田氏、立憲入りの意向=有田氏も検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171208-00000069-jij-pol

 無所属の川田龍平参院議員(民進党参院会派)は立憲民主党に入党する意向を固め、民進党幹部に伝えた。

 同党幹部が8日明らかにした。立憲の参院議員は現在、福山哲郎幹事長のみ。川田氏が加われば2人となり、参院でも立憲会派を結成できることになる。

 民進党の有田芳生参院議員も8日、国会内で記者団に「立憲の価値観は非常に親近感がある」と述べ、入党を検討していることを明らかにした。 


立憲、市民参加型の政党模索 党綱領を年内に正式決定
http://www.asahi.com/articles/ASKD74DP6KD7UTFK004.html?iref=sp_new_news_list_n

 立憲民主党は7日、「立憲主義と民主主義を守る」など、四つの柱からなる党綱領案を所属国会議員に提案した。
党のあり方についての議論も始め、衆院選で掲げた「草の根からの政治」の実現に向け、SNSなどを活用した市民参加型の政党像を模索する。

 綱領案は、衆院選での枝野幸男代表の演説を意識した。

 冒頭で「立憲主義に基づく真の民主政治」と「多様性を認め合い、困ったときに寄り添い、お互い様に支え合う社会」を実現すると宣言。
4本柱に「立憲主義と民主主義を最高の価値として守る」「活力ある共生社会をつくる」「公正な分配で人間のための経済を実現する」
「国を守り国際社会の平和と繁栄に貢献する」などと記した。

 立憲は、衆院選の公示直前に結党されたため、これまで民進党時代の綱領をそのまま踏襲していた。
各論部分では、民進の「原発に頼らない社会」から、「一日も早い原発ゼロに向けて具体的なプロセスを進める」などと踏み込み、党の立ち位置を明確にしようと狙った。

 この日の党会合では、執行部案に対し、立憲主義と民主主義を「最高の価値」とする表現と、
「特定の価値観を押しつけない」という多様性重視の政治姿勢との整合性を問う意見なども相次いだ。
修正した文案をもとに党内論議を重ね、年内に正式決定する方針だ。

 会合では、枝野代表が「選挙の時に約束した草の根からの民主主義をどう実践していくか。いよいよエンジンをかける」とあいさつした。
福山哲郎幹事長は、民進時代と比べてボランティア希望の支持者が増えているとし、「(政治)参加の新たな回路が必要だ」と問題提起した。

 立憲は東京、愛知、大阪の都市部を中心に地方組織を立ち上げ、年明けから党員などの募集を始める。
執行部は、従来の国会議員を頂点にしたピラミッド型組織を改め、支援者らを共に政治を進める相手と位置づけたいとしている。
この日は、民進党時代に代表選の選挙権があった「サポーター」を、「パートナーズ」との名称にする案を推す意見が相次いだ。

 旧民主党時代に取り組んだ「市民がつくる政策調査会」(市民政調)を発展させ、
SNSなどでも政策論議に参加できるシンクタンクをつくる構想もある。政策課題について、市民の声を党の政策などに反映させる試みだ。
「ジェンダー平等推進本部」も設置し、クオータ制の導入を先取りした女性候補の発掘に力を入れる。